フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦がカナダで行われ、坂本花織選手が優勝。松生理乃選手が2位、吉田陽菜選手が3位となり、日本勢が表彰台を独占した。
日本勢が女子のGPで表彰台を独占したのは、2008年のNHK杯での1位浅田真央、2位鈴木明子、3位中野友加里以来の16年ぶりとなった。
ネット上ではこのことに対して、
《すごいすごい! おめでとうございます!》
《日本人選手が表彰台独占とはアンビリーバボー》
《また、黄金期か?》
《3選手ともおめでとうございます。日本選手の活躍は嬉しい》
《松生選手がとにかく凄かった。現地の解説者があまりの素晴らしさにぶっ飛んでた。こういうのを聞くと同じ日本人として凄く嬉しい》
等祝福の声があがる一方で
《日本勢が表彰台独占、喜ばしいことですが、女子は真央ちゃんや紀平梨花ちゃん、ロシア勢などがいなくなってからずーーーーっと、どうも技術的に1軍抜きの大会という感じが否めない》
《フィギュアスケートのにわかファンの私は残念なが 最近は女子フィギュアは全く観なくなった。マオちゃんが失敗しても3アクセルに挑戦をして頑張っている姿に心をうたれたり、紀平選手が3アクセルを飛びさらに4回転に挑戦する姿に感動したものです。今や3回転だけで優勝出来るんですもんね》
《浅田真央の時代と比べるのはどうなんだろう。あの当時は世界のトップが揃う状況下での表彰台独占だから価値があったが、今はロシアが出ていないので事実上の5位以下決定戦になっている》
《華のない選手たちが華のない演技しか出来ないからテレビ放映もメディア露出も少なくなった。なんだかんだ言っても軽々と4回転を跳び、柔軟性も高く、スピード感もあったのはロシア勢。ドーピング違反の出場資格停止は当然だが、競技の魅力もガタ下がり。 厳しいようだが、今の日本勢では観ようとは全く思わない。視聴率取れないとテレビ局も分かっているから放映しないだけ》
《日本選手の表彰台独占は素晴らしいですが、点数が低いと思ってしまう。201点の優勝なんて15年以上前のレベルです》
《快挙というよりもフィギュアスケートという競技のマイナー化が心配になるな》
といった近年でのフィギュアスケートの技術に関する悲観的な声が目立つ。
テレビ中継の減少に対する
《フィギュアスケートのGPシリーズ、地上波で見れないんですよね…前は見れたんだよ……悲しい気持ちになりながら野球観てる》
《ドーピングや、人としての限界を超えた異常な節制を10代前半の選手にさせていたロシアに戻って貰いたいとは思わないが、このまま他の国から全然、強い選手が出てこないと、この競技も衰退していってしまうだろうね。もう何年も前からテレビ中継や報道は激減してきてるし》
等といったテレビ中継の減少に対する声を見られた。